親なるもの断崖【おすすめ完結漫画】昭和初期の遊郭を描いた衝撃作!

おすすめ!読み出したら止まらない中毒性が高い感動完結漫画!昭和初期、北海道室蘭の幕西遊郭に身売りされた少女達の過酷な運命を描いた衝撃作「親なるもの断崖」(曽根富美子)の感想。このマンガがすごい2016オンナ編・第9位!立ち読み・試し読みもできます。

「親なるもの断崖」作品概要・あらすじ

親なるもの断崖


  作者:曽根富美子
ジャンル:少女マンガ
 出版社:出版
  巻数:全2巻完結(1部・2部)







「親なるもの断崖」第1部のあらすじ

あそこは地獄ですだよ、地獄穴ですだ!

昭和2年4月、寒い春。
北の海を渡り、4人の少女たちが北海道室蘭の幕西遊郭に売られてきた。

松恵16歳。その妹・梅11歳。武子13歳。道子11歳。

松恵は着いたその日に客をとらされ、首を吊る。
奈落の底で、少女たちの壮絶な人生が始まった...

渾身の力を振り絞り闘い続け、地獄の中でも生き続ける少女達を描いた第1部。


「親なるもの断崖」第2部のあらすじ

生きろ!生き抜いてゆけ! 次の時代を生み出すのは女性だ!

昭和11年3月、室蘭の赤い雪が荒れ狂い続けるなか、
白無垢姿で遊郭を抜け出したお梅は、母になった。

しかし、母と子の穏やかで幸せな時間は長く続かなかった。
周囲の好奇と侮蔑にさらされ、お梅はある日姿を消す...

太平洋戦争は激しさを増し、
残された子・道生(みちお)は一人、母の姿を求めながら、
平和とは、人間の尊厳とはなにかを問い続ける。

軍国主義の嵐が吹き荒れ、激動の時代を生き抜く母と子を中心に描いた第2部。


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